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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第14章 説教と自信



「窓から様子を見ていた。
お前の後を付けていたあの男は何だ?」

「……じゃ、ジャン……って人。」

単刀直入な問いに、どもりながらも正直に言う。



「ジャンって人?
お前、あの男に身体を許したのか?」

「……それ、エルヴィンにも聞かれたけど、
身体は許してないです……」


またその質問……
と思いつつ、怪訝そうなリヴァイの顔に
視線を向けた。



何故エルヴィンもリヴァイも、
二人してそう思うんだ……

私と男性が関わると
私がどれだけ信用されていないか、
ひしひしと身に沁みて分かる。

2人に出会うまでの普段の行いが悪かったから
そう思われてしまうのも
仕方ない部分はあるだろう。

でも、2人から同じように疑われると、
何処かやりきれない気持ちになった。

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