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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第114章 次回のお楽しみは技巧の訳の実験品





そっと箱を空けると、
中には玩具や小瓶が整頓された状態で
ギッシリと詰められていた。


これをモブリットが持っていたと思うだけで、
何故か身体が疼く。


……別に期待している訳じゃない!


そう自分に言い聞かせつつ、
モブリットの方は見ないままで
箱の中を物色する。




「……媚薬、多くない?」


「潤滑液もあるからね。媚薬が殆どだけど。
あ。今凛が持ってるやつ。
それ、良いらしくて結構売れてるよ。」


……完全に商売人の発言だ。


どれだけこれを
売り捌いて来たのか分からないが、
性具に関しての知識は、
自分より断然に豊富そうだった。



「……これ何?」

「手枷足枷開脚用ベルト。
両方の太腿を吊り上げて、腕を後ろで固定して、
強制的に開脚させるベルト。
加虐嗜好と被虐嗜好の方々が
拘束した上での性行為を楽しむ玩具だね。」


「……いや、モブリットの口から
そんな卑猥な言葉がスラスラ出てくると……
さすがにドキッとするよ。」

「使いたくなってきた?」

「さ、さすがにこれは無理でしょ!」


「凛がしてみたいって言うなら
喜んで試すのに。」


悪戯っぽく笑うモブリットを見ていると、
やっぱり身体が反応してしまう。



……ダメだ。

モブリットのこの手のギャップに対して、
私はあまりにも弱すぎる……

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