• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第12章 ●悪趣味の悩み



着ているものを全て脱がされ、
エルヴィンの艶っぽい視線が全身を舐め回す。


「……ねぇ。
もう何もされてないことが
分かったんじゃなかったの?」

視線に耐えきれず問いかけると、
首筋に指先が触れ、小さく身体が跳ねた。


「そうなんだが、君があまりに綺麗だから
見ずにはいられないんだよ。」


……相変わらずエルヴィンは、
こっちが恥ずかしくなるような言葉を
真剣な表情で言ってくる。


いつだったか、

“女性に甘い言葉を囁いたことはない”

と言っていたけど、
歯の浮くようなセリフを何度も掛けられて、
赤面ばかりしている自分からしてみると
やっぱりあの時の言葉が疑わしく感じてしまう。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp