• テキストサイズ

君と水と…

第2章 1話 再開のスターティングブロック!!


―――――――――
―――――――
――――

夕方。真琴と渚と昴は遙の家に来ていた。

「いいなぁ~。ハルちゃんもスーちゃんも一人暮らしなんだ~。」

「ハルのおばさんは単身赴任のおじさんのところだって。」

「スーちゃんは?」

「うちは2人とも中学1年のとき、交通事故でね…。とりあえずゴローちゃんもなんとかしてくれてるし、自分でも稼いでるから生活費の心配はないかな。」

「…それはご愁傷様でした。それはそうと、どんな仕事なの?」

「それ!オレ達も知らないな~。教えてよ!昴。」

渚と真琴が昴を問い詰める。

「…カメラマンだよ。たぶん。」

「たぶんってどういうことだ。」

遙も気になって会話に入ってきた。

「んー。私って未成年でしょ。だから別の名前で活動してるんだよね~。だから私なのか、私じゃないのかわからなくなって…」

「そうか。」

遙はそう言うと料理を作ることに集中した。
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp