第1章 【キレイな最期を】
「レノックス。俺の家に入る時は気をつけろよ。」
任務終わりアイアンハイドはそう言った
「何でだ?」
「あー…女を拾った」
言いにくそうに目線をそらす
「女!!?」
レノックスの大きな声に他のオートボット達も振り向く
「お前女できたのか!?」
ジャズが面白そうに近寄ってくる
「うるせぇ!!レノックス、とりあえずこいつ等が居ない所に行くぞ!」
アイアンハイドはビークルモードになるとレノックスを乗せ走り出す
「恋の相談なら俺にまかせろよ!ペルファボーレ!」
去っていくアイアンハイドに叫ぶディーノ
「で、拾ったって何だよ?メスのネコを拾ったのか?」
運転するふりをしてハンドルに手をかける
行き先はとりあえずアイアンハイドにまかせるレノックス
「人間の女だ。ちょっと変な奴でな。しばらくは俺の家に居る。」
「何でそういう経緯になったんだよ…」
「それは聞かないでくれ」
なんとなくのことはあまり周りには言いたくなかった
なにより自殺しようとした人間の事をペラペラ喋るのは気が引ける
「…そんな心配した俺が馬鹿だったな」
家に帰ると「おかえい~~!☆」と
お酒のニオイをさせながら
ソファに寝っころがっている
「そこにあるお金つかっちゃったぁ~!
だってここビールとかウォッカしかないんらもん!
親父くさーい。リキュールかってまいりまひた~☆」
キッチンのテーブルに置いてあったお金をつかいお酒を買ってきたのだ
「あぁ…後で俺がレノックスに怒られる」
アイアンハイドは排気をひとつもらし、
装着してた武器を武器倉庫に置いた
「アイアンハイロ~」
「何だ」
はタタタとアイアンハイドの元へかけよる
「車になって!」
ヘラヘラと笑いながらビークルモードになるよう催促した
「何でだ」
「そのほうが近く喋れるきがする!」
しょうがなくビークルモードになるアイアンハイド
トランスフォームしてる最中
「わ~!かっこいい~!」とはしゃいでる
「ほら」
「ん~っしょっと。あれ?」
ドアを開けたが酔って大きな車に乗り込めない
「お前大丈夫かよ…」
乗り込みやすいよう段を作り更に車体をかたむかせて
最大限乗り込みやすいように配慮する