• テキストサイズ

タイムマシンは幸せの鍵【銀魂】

第20章 選択肢は少なすぎても多すぎても困るもの


この声…どこかで聞いたことあるような…

とりあえず銀さんとの口喧嘩はこのくらいにして、声のした方を振り返る。
そこにいたのは

『ヅラ!!!』

桂「ヅラじゃない、桂ださくら殿」

エリザベスを引き連れたヅラ、もとい桂だった。
桂は私と銀さんの間に割り込むようにして草原に腰を落とした。

銀時「げっ!…いつからここにいんだよヅラ」

桂「だからヅラじゃない、桂だと言っている、銀時」

銀時「人の話はちゃんと聞けよ。ヅラお前ェいつからここにいた?」

桂「貴様こそ人の話はちゃんと聞け銀時。ヅラじゃない、桂だと言っているだろう」

銀時「だーかーら!!!俺は何時からここにいたって聞いてんだよ桂!何回言わすんだ質問に答えろ!」

桂「だーかーら!!!桂じゃない、ヅラだと言っている!!!」

銀時「だーかーら…」

『ヅラそれ、反転してるけど』

桂「何!?」

結局我慢できずに馬鹿2人の手綱を引いた。
一向に話が進んでないじゃない…

『それで?バーベキューに誘ったのは確かだけど、桂は何時からここにいたの?』

桂「銀時がリーダーの信頼を改めて勝ち得たあたりだな」

銀時「最初っからじゃねーか!!!」
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp