第20章 選択肢は少なすぎても多すぎても困るもの
銀時「お前怖いわ!てことは俺が寝てた時からずっっっとそこにいたってことかよ!怖いっつうかキモイわ!」
桂「して、さくら殿」
銀時「てめェはさっきからァァァ!!!話を聞けってんだよォォォ!!!」
『ん?何、ヅラ』
銀時「お前もか!!」
『もー、何ようるさいわね。高血圧なんじゃないの。後でダン〇ンさんもおススメのペプチ〇エース粒タイプ買ってきてあげるからおとなしくしてて』
銀時「ダ〇カン馬鹿野郎!!」
ギャーギャー喚く銀時は無視。
桂「まさか誘ってもらえるとは思っていなかった」
『なんで、誘うよ。前に私が奢ってもらってるし…』
桂「奢ったと言ってもあの時はラーメン一杯だったはずだがな。こんなに旨い肉を食ったのは久しぶりだ」
『喜んでもらえたみたいで良かった…でもここ真選組もいるでしょ?誘っておいてなんだけど大丈夫なの?バレたりとか…』
桂「ああ、それについては何の問題も無い。ほれ、このように…」
銀時・さくら「『?』」
そう言った桂は何やら手に持っていた紙袋をゴソゴソと漁り…
桂「このように変装をしてだな…」
銀時・さくら「『世界一有名な配管工ォォォ!!!』」
桂「ゴファ…ッ」
大馬鹿野郎に回し蹴りの鉄槌を。
さっきまで落ち込んで黙りこくっていた銀さんも流石に耐えきれなかったようで、私の蹴ったケツの反対側に回し蹴りをお見舞いしていた。
銀時「何をしてんだお前ェは!OWeeの時の二の舞じゃねーか!」
『お願いだから二回目は無いっていい加減に分かって…』
桂「マ◯オじゃないカツオ…ゔッ」
銀時「一回黙れェェェ!」
たまらずスリーパーホールドをかける銀さん。
桂「ゴホッ…いや、アレを見ろ」
『何…』
桂の指差す先にいたのは世界一有名な配管工の弟
…に扮したエリーと土方さん、それに総悟。
土方「おい…そこの緑の」
肉を食い散らかすエリーとガンを飛ばしまくる土方さん、それに刀に手をかけた総悟。
『あんなに近づいたらバレるn…』
土方「ルイ◯ジさんスよね」
『は…』
土方「後でサイン貰ってもいいスか」
沖田「土方さん、横入りしねェでくだせェ。サインは俺が先に予約してたんで」
銀時・さくら「『ポンコツじゃねェか!!!』」