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運命を紡ぐ人たちとその日常

第2章 「時の流れるままに」


女の子は参加しちゃいけないの?

※本編に出て来たダイヤの国とはまた違うダイヤの国です
アリスは駅滞在です!!
設定はほぼ一緒なので宜しくお願いします…

「ドードー鳥主催のコーカスゲーム?」
絶対…堂々巡りのゲームだよ
あの男尊女卑のイベント
「何か語弊があるが…そうだ。で、各回、各領土2人づつゲームに参加する事が義務付けられている…」
「ねえ、駅長…」
「何だ?ユキ」
「楽しそうだからコーカスゲームに出たい」
「なっ!!ダメだ!!君は女の子なんだぞ!!」
「女の子がコーカスゲーム参加しちゃいけないっていうルールってあったかしら…?」
私がナイトメアに詰め寄る…
実際にはそのルールはあるんだけどね…
「まあまあ、ユキ」
「ボリス~ボリスも参加したいでしょ?一緒に改造した銃で参加しようよ~」
「それ良いかも!の場合…」
「うんうん、それ良いかも!それだったら魔力を存分に使えるし…」
2人は周りの人を放っておいて改造銃の話しをしている。
「ダメだダメだ!!2人して改造銃を使ったら大変な事になるだろ!それに、ユキはダイヤの女王やアリスと一緒に見学するんだ!!…なあ、アリス」
「えっ(何で私に振るの…)ユキは‥」
私は兎の姿になってアリスの所に行く…
「アリス…ナイトメアが酷いんだよ!!ゲームに参加しちゃダメっていうの!!」
「(うぅ…こういうの反則…)ぐっグレイ…」
「何で俺が…(かっ可愛い…)おい!!小僧、ユキも役持ちなんだから参加させりゃあ良いじゃねーか!!」
私を抱っこしてグレイが言う…
ユキは心の中でガッツポーズをしている…
「あんた、賢いね」
「それ程でも…」
「騙されてる…騙されてるぞ!!グレイ、アリス…ユキは私と同い年なんだぞ!!」
「うるさい」
「ユキだって参加しがっているし…参加させたら?それに、同い年だからどうしたのよ。大体役持ちだったら誰でも良いんでしょ?」
「そっそうだが…」
ユキの方を見る
彼女はいたずらっ子の様な笑顔で
私の勝ちね、ナイトメア…
次は…ジェリコに頼むかな~
と心の中で言っていた…
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