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運命を紡ぐ人たちとその日常

第2章 「時の流れるままに」


測量会

アリスがクローバーの国に帰ってから30時間帯位経った頃…
ダイヤの国では城で2回目の測量会が行われることとなった…
各領土の役持ち達は勢ぞろいしている…
「今日の駅の順位はどうなるんですかね…駅長♪」
「うぅ…緊張してきた…」
ナイトメアはふらふらしている…
「おい!!大丈夫か?…おいユキ!!薬は持ってないか?」
「薬だったら…」
どこからか薬を出す…
無理やりグレイが飲ませた←
グレイがナイトメアを担いで舞台に上がった…
「今回は…何を出すの?」
「それは、後での楽しみだ…賢いユキなら大体の予想は着くだろう?」
確かに…1回目の測量会では土地…つまり、領土の広さを賭けた…次は…
経済力か…軍事力かな…?
それとも、裏をかいて…国民力とか自然力?
「後でのお楽しみだよ…ユキ…」
ナイトメアは領主の立つ台座に上った…
各領土のオブジェに砂が溜まって行く…
ユキはこれを眺めるのが好きだった…
多分、双子たちは賭けを楽しみに観覧席に向かったのだろう…見かけない…
ぼーっとしていると…
「ほらよ…」
頬に缶ジュースを付けられる…
「つっつめた!!…何するんですか!!」
「ぼーっと座り込んでいるからだろ…」
そういってグレイも隣に座りこむ…
「眠いや…」
すうっと兎の姿になって眠る…
グレイはその姿を見て可愛いと思って…膝に乗せた…

結局、駅は最下位だったらしい(汗)
測量会の後…ナイトメアが騒ぎ出すまで寝ていたとさ…
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