第2章 「時の流れるままに」
2人の私
魔女のユキはもう一人の自分に会いに来ていた…
ユキの方は…チャンピオン防衛戦をしていて暇なので、シルバーと話している
「ユキっていつ休んでいるのかしら…」
「いつって…昼間とかだろう…」
今は、魔女の時間…夜だ…
「だって…ユキってポケモンリーグチャンピオンの肩書きの他にアリス学園の教員とか色々やっているでしょ?」
「そうだな…」
ユキはグレイシアを繰り出した…
相手のポケモンにとどめの絶対零度を繰り出す…
今回も勝ったようだ…
「やっと終わった…さすがにフルバトル3連戦はキツイわ~」
「お疲れ様!」
「あら…ユキ!来てたのね♪」
「ポケモンバトルって綺麗ですね~雪が舞ったり…炎が出たり…」
「貴方の魔法も綺麗じゃない…皆は元気?」
「アリスも皆も元気ですよ♪この間…ナイトメア様ときたら…」
久しぶりに話し込んでいると…シルバーが子供を連れて来た…
赤い髪をした2歳位の女の子だ…
「この子は?」
「私とシルバーの娘…氷空よ」
魔女のユキは氷空を抱っこしてみた。
「可愛い…(グレイ兄さんだったらずっと抱っこしていそうだな…)」
すると…一瞬光って何かが入った気がした…
何だったんだろう…
その後…ユキ達もアリス学園に帰るみたいだったので…魔女のユキも帰って行った…
その数時間帯後…事件が起きる事も知らずに…
この時の記憶は殆どおぼろげになって行った…