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運命を紡ぐ人たちとその日常

第6章 「生まれ変わった後に」


6歳の夏 2

マルチトレインに乗りこむとカミツレさんと私はどんどんと勝ち進んでいく
そして、21戦目…

「バトルサブウェイにご乗車…ってあれ?氷空とカミツレさんじゃない!」
「こんにちわ」
あ~そうだよね、ノボリ兄さんやクダリ兄さんと同じ学年だもんね
「お弁当、届けに来ました」
私はそう言うと座席にお弁当を置いてシャンデラを繰り出す
カミツレさんはエモンガを繰り出した


「いやぁ、氷空もカミツレさんも強くなったな」
バトルは私とカミツレさんの勝ちで終わった
今はみんなでお弁当を食べている

「そう言えば、カミツレさんは今年のバトル大会は誰と参加するの?」
「そういえば聞きたいかも!」
私とお母さんはサンドイッチをお父さんに渡しながらカミツレさんに聞いてみる

「何言ってるの…今年は氷空と組むに決まってるじゃない」

・・・へ?
お父さん達もポカンとしている

「えっと、何で?ポケモンバトルになれていない私と…?」
スクールに居るトレーナーの方がはるかに強いハズだ
「だって貴方…今まで見た中で一番輝いていたからよ」
カミツレさんはそう言うと
「一緒に組んで、貴方の兄さん達を驚かせましょ」
そう言いつつ笑いかけて来た

その数日後、バトル大会の決勝戦で前大会で優勝したノボリ兄さんとクダリ兄さんに勝ち…私とカミツレさんが優勝したのは別の話
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