第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」
徹夜2
飲もうとしたら…
「それだけはダメだ!」
「ちょっ!!急に風を起こさないでよナイトメア!!」
薬は地面に転がると…書類にかかってしまった…
書類はシューと水が蒸発するような音を立てて炭になっていく…
2人はその光景を見て真っ青になった…
「スノウ…お前死ぬ気か?」
「それは…その…ってかナイトメアが仕事をためるからいけないんでしょう?」
ヤバい…急に大きな声出したからふらふらしてきた…
頭痛もするし…
「おい!大丈夫か!?」
「へっ平気よ…」
立ち上がろうとすると…ナイトメアがひょいっと私をソファに連れて行く…
「なっ!!」
「君は無茶しすぎだ…スノウ…君には睡眠が必要だ…私が君の眠りを守ってあげよう…お休み…」
ナイトメアは無理やり私を眠らせる…
疲れているせいかいつもよりすぅっと夢に落ちていく…
…
…
スノウが眠った後…
「ナイトメア様…彼女は…」
「眠っているよ…相当無茶をしたようだ…」
彼はスノウの頭を撫でる…
「大丈夫だよ…君の悪夢から守るから…」
「では、もう一つの悪夢を片付けましょうか?ナイトメア様…」
「うっっ…」
彼がグレイの方を見ると、真っ青になる…
その後、私が起きるまでの間に何があったのか…
グレイとナイトメアが私の傍で寝ていて…
仕事が8割位片付いていた…