第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」
徹夜1
「…おい、スノウ」
「ん?」
ナイトメアの呼びかけに少し機嫌悪く答えた…
私は現在200時間帯位寝ていない…
いつもなら休憩中に少し仮眠するんだけど…
このダメダメ上司が…
何で仕事をためるのかな?
溜息をつきながら部屋を見渡すと部屋中書類だらけだ‥
違う意味で見ればモンブランの山…
グレイには今さっき小休憩に行って貰ってるから戻ったら私も行こう…
さっきコーヒーを飲んだから多分眠れないけど…
眠れなくなる薬でも開発しようかしら…そうすれば…
うふふふふ…
「スノウ…さっきから君の心の中が怖いんだが…いつもは隠しているだろう…まだ怒っているのか?」
「いま、あえて心の中を見せているのよ♪ナイトメア…いつもに増して仕事を増やしてくれて…怒らない方がおかしいですよ?ナイトメア様…」
いつもは使わない敬語を使っている時点で私は末期だな…
よし、まだこの薬は試していなかったけ…
ポケットからこの間作った薬を取り出す…
元気の出る薬だ…
多分…