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運命を紡ぐ人たちとその日常

第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」


2人の夢魔2

「ただいま!!グレイ!…とナイトメア…って寝てる…」
「お帰り…スノウ…」
グレイは寝ている上司を困った顔で見ている…
さては‥仕事中に寝てるな…
「ちょっとナイトメアを起こしてくる!」
そう言うと狭間の世界に向かった‥
最近は使い慣れて来たのか…
ナイトメアが本気を出さない限り自由にナイトメアの居る空間まで行けるようになった…
今回は…と居た居た…
いつもと髪型違うし…違う服を着ているけど…
ナイトメア…と呼ぼうとしたら…
彼は…複数ある鏡を見つめている…
確か現実や色々なものを映すことが出来るんだっけ…声とかも…
その中の一つ…駅?の様な建物が映った
彼は悲しそうな顔をしている…
「君は…どうして…私は君に…」
彼に何があったのか‥は知らないけど…
誰か大切な人が居なくなったのかな?
そっとしといておこう…
私は静かに執務室に戻った‥
戻るといつものナイトメアが起きていた…
彼はずっとアリスの夢に居たらしい…
じゃあ、私が見かけた彼は…一体…
黙っておこう…
だって…私は…
「ん?どうしたんだ?スノウ…さっきから心が読めないんだが…」
「なっ何でもない…」
2人は私の事を結構気遣ってくれる…
半分余所者だからって恵まれてるよな…
そう思い、ココアをすすった…
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