第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」
伯爵と時計屋と時々刺客2
後からブラッドに聞いた話…帽子屋屋敷と敵対している組織だったらしい…
今回は時計屋狙いの犯行だったようだ…
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遊園地に着くと…入り口でアリスとボリスが待っていた…
ユリウスはゴーランドと仕事の話をしに行ったらしい…
するとアリスは急に平手打ちをしてきた…
「何であんな無茶をしたのよ!スノウが死んだら…私…」
「ごめん…」
でも、ユリウスは武器が銃だけだし…
近距離攻撃も近距離攻撃も出来る私が残った方が逃げやすかったのもある…
いざとなったら灯油とライターで燃やせばいいかな…と少し思ったり…
ボリスに灯油とライターの入った袋を渡す…
それを何に使うのか話していると…
「お!スノウじゃねーか!久しぶりだな~」
「お前も無事だったか…」
ユリウスとゴーランドがこっちに来る…
ゴーランドは仕事の様でそっちに行ってしまった…
ボリスもアトラクションの改造に向かって…
あっそうだ…
「ユリウス!折角だから皆で何か乗ろうよ!」
「良いわねそれ…」
「…一つだけだからな」
そう言うとアリスとスノウはユリウスを引っ張っていく…
ジェットコースターへ…
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その後…顔色も髪の毛も青い男性が二人の余所者の少女を連れてベンチに座っているのを目撃されたらしい…