第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」
不思議な出会い1
とある時間帯…
ナイトメアに内緒で狭間の世界にやって来ていた…
なので…今回は練習では無く、遊びに来ただけだ…
最近は出入りするだけはナイトメアが居なくても出来る様になった…
何もしなければいいのよ…
何もしなければ…って
なにあれ…
遠くになんか白い物体が居る…
わわっこっちに近づいてきた!
近づいてくるそれは…白い兎耳の人間に見えてきた…
白いウサギ耳に知り合いは二人しかいない…
あっでも、ユキは私の一部だから…ペーターかな?
逃げようかどうしようか迷っていると…
私と同じ顔の…今よりかなり幼い私が居た…
とんがり帽子を被っていて…まさに魔女っ子の格好だった…
目が輝いている…
「狭間の世界にお客さんなんてめったにない事だから嬉しくて来ちゃいました!」
推定年齢は5~6位か…
ってかこの子誰?
聞こうか迷っていると…
「あっ言い忘れました!私の名前は、ユキ=クリスタルです!ナイトメア様の補佐をしています!」
「あ~私は、スノウ=ドリームローズです。」
ユキ…?
彼女は前に私と存在が同じになったよね?
って事は…
もしかして…この子…
時計が壊れて別れる前のユキって事??
それにしても、どうして過去の時間と重なってるの?
過去の私は不思議そうな顔をする…
「お姉さんって…私と似ていますね!」
「そうね…」
そういえば…この子…緑色の時計を持っている…
ペーターの金色の時計と似ている…
「あっ良いもの見せますね!」