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運命を紡ぐ人たちとその日常

第2章 「時の流れるままに」


魔女と浴衣と遊園地

※ジョーカーの国設定です!!
この時間帯は遊園地に遊びに来ていた…
「いつ来てもここは楽しそうだな…」
「そうね~」
私とアリスはアイスを食べながら歩いている…
本当は塔のメンバーで行く予定だったのだが…ナイトメアが倒れてしまったり、ユリウスはどっかに行ってしまったので…
遊びに来ていたアリスと行く事になった…
「今日はありがとうね…アリス姉さん!!」
「良いのよ…ユキと居ると楽しいし…」
私ははしゃぎながら走っている…
アリスは何やら迷っているようだ…
「アリス姉さん…迷っているの?」
「えっ…」
「迷っていないで…折角エイプリルシーズンの遊園地に来たんだから楽しまないと!!」
私はアリスの手を引っ張りながら微笑む…
「そうね…」
「あっ!!ゴーランドが居る!!!おーい!!」
「おっ!!アリス!!ユキ!!サーカス以来だな~」
ゴーランドは浴衣を着ている…
「その服装…もしかして浴衣?」
「そうだぜ!!」
「浴衣って…日本の湯帷子が原型とされる和服よね…」
「…物知りね」
「よく知ってるな~本当に役持ちか?」
「もう一つの世界でもう一人の私の中に居ましたから…」
「だからか~時々一人役持ちが足りない気がしたのは…空席だったんだな…」
私の役は厳密に言えば空席では無い…
「それで、どうだ?浴衣着てみるか?」
「良いの?」
「良いぜ!!アリスも来てみるだろ?」
「ええ…」
2人は着替えに行った…



2時間帯後…
柄を選ぶのに時間のかかった二人が出てくると…
うるさいストーカー…いやいや、うるさい親戚が居た…
ナイトメアとグレイも居る…
珍しく3時間帯位出かけてるから迎えに来たのだろう…
「!!…ユキ!!アリス!!2人ともなんて可愛らしい!!」
「うっさい…」
ペーターは二人に抱き着こうとしたので私は避けてナイトメア達の所に走って行った…
アリスはペーターに抱きしめられている…
「ナイトメア!!グレイ兄さん!!どう?似合ってる?」
私はくるっと一回転しながら二人に聞いてみる‥
2人は顔を赤くして突っ立っている…
「…?二人ともどうしたの?」
「2人とも貴方に見とれているのですよ…ねっ?アリス♪」
「そうなんだ…グレイ!!ナイトメア!!」
私の声に二人は顔を上げる…
「3人で遊園地まわろう!!」
と言って2人を引っ張って行った…
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