第1章 始まりは…
レイリー
「⁉︎なぜそれを…ここがどこだか分からなかったお嬢さんが?」
モモコ
「秘密にしてくれますか?今からいう話を…」
レイリー
「………いいだろう。焦っていない理由もききたいからな」
彼の眼は、信用できるものだった。
まぁ私は、元々このレイリーさんのこと信用できる人だって知ってるけど…
モモコ
「信じれないかもしれませんが、私はこの世界の人間ではありません。
私の世界では‘‘ONE PIECE’’という漫画があります。
その漫画の世界が…この世界なんです。
だから、あなたの次の言葉が予想できた…
また、今日はある大事件が起こる日で、今いる奴隷達は、逃げることができるから…その事を知っているから焦りがなかったんです。」
レイリー
「なるほどな…簡単にいうとお嬢さんは、未来を知っている…そういうことかな?」
モモコ
「はい。けど…知っているのは、モンキー・D・ルフィの未来です。その漫画の主人公がルフィなので…」
レイリー
「モンキー・D・ルフィ…か……」
レイリーは小さく呟いた。
すると、係員の男がきた。
係員の男
「サクライ・モモコ。時間だ…来い。」
そう言って、牢屋の扉を開けて私を外に出した。
私は、レイリーさんに小さく言った。
モモコ
「皆を…ケイミーを助けて」
レイリーさんは、私をみて頷いた。
そして、私はオークションの舞台へ連れて行かれた…