第1章 始まりは…
モモコ
「本当ですか‼︎ちなみにその人魚の名前って分かりますか?」
謎の男
「ん?あぁ確か…ケイミー…だったかな」
私は、心の中でガッツポーズをした。
私は、救かる‼︎‼︎
つまり今日は、ルフィ達がケイミーを助けるために天竜人をぶん殴るという大事件が起こる日だ…
謎の男
「今さらだが…お前、名前は?」
モモコ
「サクライ・モモコです。」
ここはONE PIECEの世界。
・を入れておいた方がこの世界の人には違和感ないだろうし…
謎の男
「いくつだ?」
モモコ
「16歳です。」
謎の男
「なるほどな…お前は、人間で能力者。普通の人間は50万B。だが能力者は、時価だ…できるだけ高く売れてくれよ…」
けど…私はこの後、逃げるから…売れないんだけどなーと思いながら、男の話を聞いていた。
謎の男
「じゃあな。サクライ・モモコ。
いい奴に買われるといいな…」
男は少しだけ…私のことを心配しているようだった。
モモコ
「あの‼︎助けてくれてありがとうございました。しかも、悪魔の実までくれて…」
謎の男
「ば、馬鹿野郎‼︎そんなんじゃねぇ…俺は、金が欲しかっただけだ‼︎そんだけだ‼︎じゃあな‼︎」
男は少し頬を赤く染めながら否定した。
世間でいうツンデレとはこういう事をいうのだろう…
まさか、感謝されるとは思ってもいなかった男だった。
そして、男は外へ行ってしまった…
係員の男に白いワンピースを渡された。
確かにセーラー服は、海軍の服とデザインが似ているから、海賊には買ってもらえない可能性がある…
その後、私に首輪と手錠がつけられた…
能力者だが、
『オークションで能力を見せたい』
という理由で海楼石ではない。
私の能力では、逃げれないからだ…確かに逃げれないけど…
?
「先ほどの話を聞かせてもらった…そのわりには、君は焦っておらんな…ここが人間屋の裏と聞いても…
なぜだ?」
私が目を凝らして見ると…あの有名な海賊がいた。
私は、彼に近づいた。
モモコ
「あなたは、冥王シルバーズ・レイリーさんですね?」
レイリー
「ほぅ…わたしはこんなお嬢さんにも名が知れているとはな…だが、その名で呼んでくれるな。この島では…」
モモコ
「‘‘コーティング屋のレイさん’’でしょ?」