第8章 嘘…だろ……
ロー
「くそっ!」
ダンッと壁を叩く。
モモコ
「ロぉー…そこにいるの?」
扉の向こうから涙声でモモコの声が聞こえた。
ロー
「あぁ!
モモコ屋何があった⁉︎」
モモコ
「着替えてて……箱に…当たっちゃって……それで……」
ロー
「積み重なってた物が崩れてきたか…」
そうえば、使わなくなった医療器具を置いていたなーと思い出したロー。
ロー
(待てよ……
使わなくなった医療器具って……)
"ガラス製の実験器具"
そして、最悪の光景が脳裏に浮かんだ。
部屋中にガラスの破片が散らばっていることを……