第1章 始まりは…
謎の男
「傷が治っている‼︎?どーゆうことだ‼︎」
男は、声を荒げたが…モモコには、届いていなかった…
次に目が覚めたところは、どっかの牢屋の中だった。
鉄格子の向こうには、あの男の姿があった。
謎の男
「おいっ‼︎お前、俺がいない間に何があった‼︎能力を使っただろ?教えろ‼︎どんな能力だ‼︎‼︎‼︎‼︎」
モモコ
「傷を手で触れたら、治ったんです。
治癒の能力…チユチユの実だと思います。
超人系の能力です。多分…」
謎の男
「治癒か…じゃあこれを治してみろ」
男は、わざと自分の腕を切りつけた。
私は、右手で男の傷に触れたするとあの時と同じ
薄いピンク色の光が出た。
光がおさまったときには、男の傷は…治っていた。
まえみたいに私は、気絶しなかった。
謎の男
「気絶は…しないな。俺の予想だが、お前の能力は、他人を治すにはそこまで力を使わない。しかし、自身を治す場合は、その分寝て回復しなければならない…悪くないな…」
男はニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
私は、意味が分からず聞いた。
モモコ
「悪くないってどういうことですか?」
謎の男
「お前を…売るからだよ。」
私は、青ざめた。
モモコ
「そんな…イヤです‼︎ここから出して…」
謎の男
「おっと…それは無理なお願いだ…ここは人間屋の裏だからな…かわりといっちゃあなんだが、聞きたいことがあるんだったな。なんのことだ?」
ここから逃げる事は不可能。
ならば、今日があの日だったら……
救かるのだが……
モモコ
「では…いくつか質問します。
まず、ここはどこの人間屋ですか?
次に、最近の麦わらの一味の事件について教えて下さい。」
謎の男
「ここは、シャボンディ諸島の1番Gの人間屋だ。
最近の麦わらの一味の事件は司法の島だな。
たしか…一味全員が賞金首になったときの…それと麦わらの一味ならこのシャボンディ諸島にいるぞ」
もしかしたら今日って
あの大事件の日なのかもしれない…
モモコ
「では…シャボンディ諸島には海賊のルーキーが来ていませんか?億越えの…」
謎の男
「おぉそうだぞ!10人くらいいるらしい…あと今回のオークションには、人魚がいるみたいなんだ…」