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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第18章 スイートホリデー《縁下 力》


は所謂、世間一般に言うはっちゃけ系、というかギャルだ。
髪は明るい茶髪、スカートは短く、学校でもばっちりメイクを決めてくる。

俺は今まで、そういった女子は苦手で、あまり関わる機会もないに等しい人生を送ってきた。

俺がと出会ったのは高2の春、同じクラスになって、たまたま同じ委員会に入ったことだ。

クラスの女子のなかでも一際派手なグループにいたは、俺の中の例に同じく、あまり接点を持つことはなかった。

しかし美化委員として話す機会が増えてくると、見た目に反したの一面がいくつも分かって。
花が好きで水やりは丁寧、とても素直で俺にも礼儀正しく、優しい子なんだと思うと、どんどん彼女に惹かれていった。

「、俺と付き合って欲しい」
そう、俺が告白したときに、頷いて笑ってくれた。

そんな彼女と初めてのデートをする。
ありきたりだけど、精一杯君を幸せにしたいよ。
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