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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第3章 嫉妬《国見英》


正直な話、影山と俺は幼稚園の頃からの事がお互い好きだったんだと思う。でも、三人でこのままいたいとも思ってて。告白なんかはしなかった。それでも、中3の時、バレーの試合でのあの王様の一件から三人で居ることは無くなった。
相談なんかしてなかったから、なのにと影山は同じ烏野に。
俺もと同じ高校に行きたかったのに。

「なんか飛雄見てると私もまたバレー部のマネージャーやろっかなーって思ってるんだよねー」

…やめろよ。それ以上俺から離れるなよ…。
こんなんだったら俺が青葉城西に連れてくればよかったし。
「やめろよ。こんなんだったら無理言ってでもを俺のとこに連れてくるんだった。」
「何それ。嫉妬?やきもち?私が飛雄と仲良くなったら嫌なのー?王様、って嫌っておいて本当は好きなんじゃん」
ははは、とは笑いながら言う。
「…そうかもね。嫉妬なんだろうな。好きだし」
「やっぱり!飛雄も国見ちゃんのこと本当は嫌いじゃないよ」

あー、何で伝わらないんだろ。王様ごめんね、やっぱのことは譲れない。

の手を握り、口を塞ぐ。俺の唇で。
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