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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第3章 嫉妬《国見英》


ピンポーン
「はい、今行くから」

家のチャイムが鳴ったので相手を確認することなく玄関へ向かう。来る相手などもう分かっていたから。
10時ぴったり。昔から時間には正確なやつだったから。もう一人の幼馴染と三人で集まる時にはいつも時間通りに来ないもう一人を、二人で待ったことは一度や二度じゃない。

「おはよ、国見ちゃん」
「んー、はよー、入ってー」
玄関に辿り着きドアを開けば中学の卒業から二ヶ月?しか経ってないのにどこか大人になったような幼馴染、が立っていた。

「国見ちゃんの家、久しぶりに来たようなかんじー。まだ二ヶ月くらい前のことなのにね」
「そう?」

は烏野高校、俺は青葉城西高校に進学して、幼稚園から中学まで続いた幼馴染関係は途切れたかと思っていたけど、今日はまた、会う運びとなった。

とりあえず俺の部屋に通して、お茶を出す。
「部屋は相変わらずだね、最近どう?」
「別に、バレー部は入ったけどまた及川さんとか居てすごい絡まれる。」
「こっちはねー、なんと飛雄がバレー部で結構仲良くやってるみたいなの!驚きじゃない?」

「影山飛雄」。もう一人の俺らの幼馴染。あいつはと同じ、烏野に進んだ。
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