HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第16章 ✴︎今だけでも側にいたい《澤村 大地》
「…そうじゃないよ。俺が…と居たら、触れたくなるから、を、傷つけてしまうかもしれないんだ」
大地は顔を背けて言った。
…私のことを大切にしてくれてるのは、嬉しい。
でも、滅多に会えない彼と、少しでも長く一緒にいたいの。次に会う時にはもう、バレー部は引退している頃かもしれない。
「…大地となら、触れて欲しい…。まだ離れたくないよ」
「」
私の部屋に行き、2人でベッドに腰掛ける。
「…キスしてもいいか?」
「うん…」
大地の大きな手が私の頭を包み、そっと唇が重なる。
最後に唇を重ねたのは、合宿の夜だったよね…。大地のキスは温かくて私の身体中をぽかぽかにする。
「私、大地のキス、大好きだよ」
「…煽る事言うなよ」
彼の手によって素早く丁寧に衣服が剥ぎ取られると、あっという間に彼に組み敷かれた。
「んっ…」
優しい手つきで私の胸を愛撫する。
全身が疼き出し、熱い。
「の声、聞かせて?」
「もう濡れてるよ、」
彼の指が秘部を捉え、するりと指を飲み込む。
「…ひぁっ、ふぁっ…ッ」
「声、可愛いよ」