HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第8章 ✴︎聖なる記念日《影山 飛雄》
私の胸元に顔をうずめて唇を突起に寄せる。
「ンァッ‥飛雄っ、変な感じするっ」
「‥変じゃねえから、我慢するな」
飛雄の手が胸を包んで柔らかく揉みながら、口でも愛撫を、繰り返す。
何これ、変になる‥。体が熱くなってもっと‥飛雄が欲しい。
彼の指が体に触れるたび体が反応をする。頬、胸、腰に及ぶまでカラダの全てを知らていくように。
「ふぁっ‥なんか入ってくるっ、あんっ!」
突然カラダに感じる異物感も束の間、言いようのない感覚に襲われた。
それが彼の指で、私の中に入っているのだと気づくのには時間がかかった。
「‥痛くねぇかよ」
の中は生暖かくて俺の指をくわえて離さない。まるで俺をもの欲しがっているように。
暫く指で彼女を慣らしているとスムーズに指が動くようになった。共に、始めは複雑な感覚に戸惑っていたの表情が恍惚として、可愛い声が漏れるようになってきた。
「アンっ‥飛雄、飛雄のが欲しい‥です」
「‥だから、そうゆうこと言うなって、我慢できねぇ」
彼は既に質量を増した自身に避妊具をつけ、私の視界に姿を現した。
「痛くなったら、言えよな、絶対やめる」
「うん‥大丈夫」
熱い熱を持った彼が当てがわれると、私の中に入ろうと試みる。