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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第8章 ✴︎聖なる記念日《影山 飛雄》


「‥そうゆうこと、軽く言うなよな。我慢出来なくなるだろ‥。」
「軽くないよ、初めては飛雄がいいの‥」
飛雄の背中にそっと手を回して言う。

「今したら、俺はお前に嫌われるかもしんねぇ」
「嫌わないよ‥そうゆうこと、飛雄としたい、って思ってるよ」

背中に回された腕がゆるまると、唇を重ねた。
飛雄の唇、熱い。
いつものとは、違う感じ。

「嫌になったら、言えよ‥」
再び唇を重ね、初めての大人のキス。
息が、苦しい。呼吸の仕方が分からない。

「‥あ、はぁ‥」
ソファーに座っているのもままならなくて、骨抜きになりそう。
飛雄が腰に手を回して支えてくれる。

「お前の部屋、いくぞ」

飛雄はお姫さま抱っこをして、私を部屋に運び、ベットに優しく下ろす。
どちらからともなく再開されたキスに夢中になりながら、彼は器用にするりとの背中から腕を侵入させ、ホックを外す。

間も無くベットの上ではだけが服を纏わない姿だった。
「飛雄も脱いでよ‥、恥ずかしい‥っ」
「悪い‥」

の上に跨ったまま上着を脱ぐと、綺麗に筋肉の付いた姿が露わになる。

「これでいいか」
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