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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第39章 ✴︎初めての次の《花巻 貴大》(NYACKさんリク)


「ん、どうしたの。疲れた?大丈夫か」
なに食わぬ顔で表情ひとつ変えずに、片手で私の体重を支えてくれながら、もう片手で私の顔にかかっている髪をかき上げて、覗き込み、にこりと笑った。

「貴大、‥んっ」
飄々とした彼の唇に、黙ってキスを落とした。

その間、僅か数秒。まるで世界が止まったみたいに長く感じる数秒間。
流石に息が段々苦しくなってきて、唇を離した。

「‥はぁ、はぁ」
脳が、身体中が酸素を求めて浅く呼吸を繰り返す。
「」
ぐいっ、と頭に添えられた手で引かれ、再び唇を合わせられた。
‥今度は彼の舌が口の中に入ってきて、深いキス。あまりの事に驚きで体が固まって、だらしなく貴大に寄り掛かる。

「‥っ、、ここまでされて我慢できるほど俺も余裕ないから。大人ぶって我慢してたけど、限界。‥抱いていい、ってか抱かせて」

艶やかな糸を引いて離された唇。
いつもよりかすれていて、セクシーな貴大の声に心臓がきゅっと上に上がるような苦しい感覚。
興奮の色を帯びた貴大の目が、私を吸い込みそうな程に心を引き寄せられた。

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