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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第38章 君の心は、目覚めるのか《赤葦 京治》(ギンさんリク)


「で、今夜はどうしたの」
隣で甘い紅茶を味わうに話を切り出した。

「そう、私ってさ長続きしないよね。何でだろ、またフラれた。彼曰く、私が好きでいてくれてるのか分からないんだって」

「まぁ、はそういうの口にしないクチでしょ。」
そんな事、俺はとっくの前から知ってる。
俺もそうだから。肝心な言葉はずっと言えずにいるんだ。

「言葉にしなきゃ、って思うのに、言わなくてもわかって欲しいって思うのは我が儘なのかな」
「そんな事ない、ただ相手がそうじゃなかっただけの話だよ」

は男にも女にも人気がある。決して派手ではないけれど、目を引く外見とスッキリした性格。

‥ただ、惚れっぽい。自分から告白したことはないと言うが、告白されるといい人に思えるんだそうで。

「私はまだほんとに人を好きになったことが無いのかもね」
空を見上げて呟いた。
俺もそれに習い夜空を見上げても、東京の空に星は見えない。
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