HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第37章 ✴︎熱と感触《木兎 光太郎》(楓夏さんリク)
「ふぅ‥もうやべぇから、イっていい?」
「大丈夫‥、イって」
光太郎の額から、私の体に汗が滴り落ちる。恍惚とした表情が心臓に染み渡る。
ギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで突かれる。
一筋の落雷が落ちたかの如く、頭上から爪先まで一瞬で快楽が走り抜けた。
「はぁんっ‥光太郎っ‼ああんっ」
「っ‥、出るっ」
お腹の上に、生暖かい白濁とした液が放たれる。
朝から、ぐったりと体に力が入らず力なくベッドに身体を預けた。
「バカ光太郎っ‥、朝からえっちなんて」
頬を膨らませ、見つめる。
「悪い悪い、朝からヤるのって健康にも良いらしいしさ、な?」
さすがの体力バカの光太郎は、ウエットティッシュで優しく私のお腹を拭いて、汗も拭ってくれた。
「もうっ、今日は動けないよ‥。せっかくデートなのに‥」