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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第37章 ✴︎熱と感触《木兎 光太郎》(楓夏さんリク)



「じゃあ1日ソファーでDVDな。俺が借りてくるし、お菓子もジュースも買ってくるから。な、そうしようぜ」
「‥なら許す。光太郎、ありがとう」

さっきまで男らしい表情だった光太郎は、必死に提案したり、嬉しそうに笑ったり、コロコロ表情が変わる。

「ソッコーで帰ってくるから!は休んでて!」
驚くスピードで服を着て財布と携帯を携え、騒がしく出掛けていった。

「ふぅ‥、相変わらず騒がしい奴だなぁ」
布団に顔を埋めると、ほんのりと大好きな光太郎の匂いがする。

「光太郎来るまで、ちょっと寝よ‥」
きっと光太郎は、自分の趣味のDVDとお菓子を持って帰ってくるんだろう。
それを見て私は少し機嫌を損ねるかもしれないけど、彼になんだかんだたしなめられてキスのひとつでもされたらすぐに機嫌を直すだろう。

そのあとは、二人で密着しながらDVDを見て、あれやこれや光太郎が横で口を出すのを横目に、彼セレクトの内容を楽しむんだろうな。なんて思い描いてまぶたを閉じた。

おしまい
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