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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第37章 ✴︎熱と感触《木兎 光太郎》(楓夏さんリク)


するりと彼の腕が、お腹の服の裾から忍び込む。
「あっ‥」
寝起きの温かい彼の手が、肌を這うと気持ちいい。

「せっかく可愛い服着てきてくれたけど、脱がすな。ちょっと勿体ねぇけど、後でまた見せて」
一つ一つ丁寧に取り払われて、光太郎も自身のシャツを脱ぎ捨てた。

「‥なんだ、まだ慣れないの?」
目の前で筋肉のついた引き締まった上半身に、目を背けてしまう。

「だって‥恥ずかしいものは恥ずかしいんだもん」
何度身体を重ねても、裸を晒して晒されるのは慣れないし恥じらいがある。
‥途中でどうにも良くなって、夢中で彼を求めちゃうんだけど。
「顔赤いよ?かーわいい。‥まぁ、これからもっと恥ずかしい事するのにね」
口角を上げて怪しげな笑みを浮かべ、私の両足の間に身体を滑り込ませた。

「、脚開いてて。‥そう」
言われるままに開脚し、彼に見つめられると、身体中が熱くなる。

「‥恥ずかしいよっ、光太郎」
「はいはい、じゃあその可愛い胸の前の両手も退けてね」
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