HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第21章 神様お願い《鵜飼 繋心》(じゅりあさんリクエスト)
勿論、俺は教師ではないから、あいつとどうこうする事が問題があるわけではないとは思う。
それでも、高校生と恋をするなんて、考えようともしなかったんだ。
「‥ふぅ。」
帰り道で吸っていた煙草の火を消し、家路についた。
「あーあ、どうしたらいいのかな、潔子」
「うん、、頑張ってるよね。私はお似合いだと思ってるよ。コーチと。」
部員の皆と別れた帰り道、潔子と女子トークしながら歩く。
「いつかは気持ち伝えたいな。でも、このままの方が、このままのチームの関係の方がいいのかなって気もするの」
「‥すべては次第だよ。どんな決断をしても、私は応援してる。」
「ありがとう、潔子‥。じっくり考えるよ」
潔子と別れ、ひとりで家へと帰る。
「‥鵜飼さん」
「‥、か。」
偶然、本当に偶然に、想い人と出会った。
「こんばんは、鵜飼さん。お疲れさまです」
「あぁ、お前も遅くまでお疲れさん」