第4章 休日
ギュッ…
由女『え…』
輝が後ろから抱き締めてきたのだ。
私のお腹の部分に腕を回して寝ている。
由女『ちょ、ちょと、輝?!
何して…///』
恥ずかしくなった私は、輝の腕を掴んで離そうとした。
だが、輝はギュッと掴んでいて離れない。
由女『輝…!離してよ…』
呼び掛けるが、反応はない。
由女(えぇ~…ど、どうしよう…)
私が困っていると…
輝「ん、……由女……」
由女『輝?ちょと、離してくれない?恥ずかしいんだけど…』
私は輝に再度話し掛けた。が、返事はない。
由女(え、何、今の。寝言?
って事は、輝は今、私の夢見てるの?)
その事に私は何故か嬉しく感じた。
由女『……私も、寝ちゃお…』
私は輝の頭を撫でて、横に倒れた。
そして、そのまま目を閉じ、眠りに浸いた。