第4章 休日
ご飯を食べた後、片付けを手伝い、少し休憩した。
由女(そろそろ帰ろうかな。)
時間も9時を回っていて、これ以上居たら迷惑だと思い、帰る事にした。
凪「えー、もう帰んの?」
由女『うん。もう遅いし、これ以上居たら迷惑だと思うし…』
凪「別に良いじゃねーか。どうせ家隣だし。」
久し振りに会ったからか、凪斗は私が帰るのが嫌みたい。
由女『それはそうだけどさ、私も宿題とか自主勉とかで忙しいしさ…』
凪「由女は俺と会えて嬉しくねーの?」
凪斗の低くなった声に一瞬ドキッとした。
由女『嬉しいけど…』
凪「勉強なんて、明日にでも出来るじゃん。」
由女『でも…』
一向に私を帰そうとしない凪斗。
そんな凪斗に困っていると…