• テキストサイズ

サッカー部の君が好きなんです

第4章 休日


ピンポーン…

インターホンを押すと、すぐに扉が開いた。
だが、そこに立っていたのは輝ではなく…


凪「久し振り。」

由女『…え?』


一瞬目を疑った。受験生になって、正月が明けてから勉強に追われて半年近く会ってなかったせいか、
目の前にいる凪斗が別人に見えた。
背も、私より高い。


凪「何?忘れちゃった?ひどいなぁ笑」

由女『いや、忘れてないよ。ただ、凪斗が格好良くなってたから驚いただけ。』


そう言うと、何故か凪斗は頬を赤めた。


凪「っ…照れるじゃーん!格好良いとか言われると。」

由女『だって本当の事だし。』

凪「っ…じゃあさ、俺と兄貴だったらどっちが格好良い?」

由女『えっ…急にそんな事言われてもなぁ…』


私が答えるのに困っていると…


輝「凪斗、お前何やってんだ。」

凪「あ、兄貴。」

輝「ったく、お前が出てから全然戻って来ねーから来てみたら…
何で玄関先で立ち話してんだよ。」

由女『ごめん、久し振りだったからつい話が弾んじゃって。』

輝「まぁ、良いけど。飯、もう出来てるから。
母さん達が待ってる。」

由女『あ、そうだね。じゃあ、お邪魔します。』


そう言って私はリビングニ向かった。
/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp