第3章 入部
私達は一度部室裏に行き、タオルを取って部室に向かった。
部室前に着き、ドアを開けると、着替え中の輝と十邪、他の部員の子、先輩達が居た。
殆どの人が上半身裸で、それを見た私達は叫んだ。
輝「ちょ…っ!お前ら、いきなり入ってくんなよ!!」
十邪「お前ら…普通ノックくらいするだろ…」
由女『だ、だって~!///』
南奈「わ、私達はただ、タオルを持ってきただけで…!」
慌てている私達に、キャプテンの澤村五祈(さわむら いつき)先輩が
澤「あはは、仕方ないよ、俺達はいつも此処で着替えてるから。
まぁ、日が経つにつれて慣れてくるよ。今の先輩達も、最初は君達と同じ反応してたし。」笑
由女『う、うぅ~…そんな事言っても…///』
澤「タオル置き場は、部室の一番奥だから。」
由女『え!?な、中に入らないといけないんですか?!』
澤「慣れてもらわないと、困るから…」アハハ…
澤村先輩は、何だか申し訳なさそうな顔でそう言った。
由女(う…先輩にそんな顔されると、断れないよ…)
由女『わ、分かりました。』
澤「良かった。それじゃ、よろしく。」
由女『南奈、行くよ。』
私はそう言って、後ろを振り返った。
すると…