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サッカー部の君が好きなんです
第2章 モテ気到来
席に座っても、俺はまだドキドキしていた。
十邪(なんなんだ?アイツ…俺に好意があるような感じじゃなかった…?)
じゃあ、何で俺に笑顔なんて向けたんだ…?
俺の頭は彼女の事でいっぱいだった。
由女『○○中学校から来ました。乾島由女です!みんなと仲良くしていきたいと思ってるので、よろしくお願いします。』
十邪(由女…か…。)
俺は前を向きながらも、彼女の声に耳を傾けていた。
なぜそんなに気になるのか、俺にも分からなかった。
…あの癖が出るまでは。
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