第2章 モテ気到来
前の人はどんな人だろうと思い振り返るのを待っていたら、その人が此方を振り返った。
十邪「夏季源十邪です。○○中学校から来ました。よろしくお願いします。」
由女(うわーイケメン…)
夏季源と言った男の子は、凄いイケメンだった。
由女(こりゃモテそうだな。)
女子「ねぇあの男の子、すっごいイケメンじゃない?!」
女子「ねー!私、一目惚れしちゃったかもー…」
由女(うわーさっそくモテてますなー)
私がそう思ってると…
十邪「……」
由女(わ!目が合っちゃった!!)
不意にその男の子と目が合い、びっくりした私だったが、平静を装い、微笑んだ。
十邪「……」
が、その男の子はそのまま前に向き直り、席に座った。
由女(なっ!何か嫌な奴!!微笑んだ私がバカみたい!)
そう思った私だか、次は自分の番だと思いだし、自己紹介をした。
由女『○○中学校から来ました。乾島由女です!みんなと仲良くしていきたいと思ってるので、よろしくお願いします。』
私が挨拶をし終わると…
男子「かっわいい~!!」
男子「俺、あの子狙おうかなぁ…」
男子「バカ!お前じゃ無理だよ!」
男子「うっせぇな!!」
由女(え?え?どゆこと?みんな、私の話しをしてるの?)
今までなかった事だったので私は凄くびっくりした。←幼、小、中とずっと輝が居たため、告白もあまりされなかった。
十邪「………」