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サッカー部の君が好きなんです
第9章 十邪の気持ち
邪魔な奴…そう。橘輝だ。コイツは由女の幼馴染みみてぇだが、いっつも一緒に居やがる。
口を開いたと思えば出てくるのはアイツの名前ばかりだ。
鬱陶しいから俺の気持ちを、あのバカに教えてやった。
部活も、由女を落とすのも、絶対負けねぇ。
でも、今のところはまだ負けてるな…
そろそろ俺も本気出さねぇとなぁ…
十邪「その前に、怒鳴った事、謝らなきゃだな。」
そう思い、俺は踵を返し、教室に向かった。
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