第7章 暖かい
由女『お風呂、ありがとう。』
輝「おぅ。」
部屋に入ると、ベッドの横に布団が敷かれていた。
その敷かれた布団の上に輝が座っている。
由女『あれ?輝はこっちでしょ?』
輝「何言ってんだよ。女の子に敷いただけの布団に寝かせられるかよ。お前はベッド使って寝ろ。」
不覚にもドキッとしてしまった。輝はいつも優しい。
でも、それは私だけに限った事じゃない。輝は皆に優しい。モテる原因はそこにもあるんだと思う。
チクッ…
何故か今、胸が痛く感じた気がした。
胸が痛くなるとか、何かの病気じゃないよね?←