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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第10章 ストバスと兄弟




福田
「やっべー、遅くなった」


降旗
「火神がまた腹減ったとか言うから!
てかいつまで食ってんだ!」


福田
「もう正邦勝っちゃってるんじゃねーの?」



アメリカドックを食べながら走る火神を怒りながら急ぐ降旗くんに続くあたし

おしゃれのためだからって走りづらい靴で来るんじゃなかった。スニーカーが一番

自分で辿り着いた答えに頷いていると正邦が戦っているであろうコートがざわついており、あたし1人だけ答えが分かっていた



福田
「そんな…正邦があんなあっさり…」


火神
「…なんで、なんで…ここにいやがる…」


黒子
「…!?」


木吉
「(岩村達相手にこんな大差で…!?
しかも脇にあったバッグは恐らく彼の…陽泉高校…の選手なのか!?)」


名前
『(陽泉は紫原が行ったとこ…か)』


火神
「氷室…辰也…!!」


氷室
「タイガ…!?
I never expected to see you here.(こんな所で会うとはな)」



氷室辰也と呼ばれていた彼は火神が身に付けているリングと同じものを付けていおり、片目を前髪で隠し左目の泣きぼくろが特徴的だった

それを見たあたしはあー…征十郎とは違う大人っぽさが出てるなぁ。なんてほのぼの思っていた



氷室
「What a surprise!(驚いたよ!)」


火神
「You don't look surprised at all
Still wearing a poker face?
(全然そうは見えねーよ。ポーカーフェイスは変わんねーな)」


氷室
「I don't trying to hide my feelings.
I'm just expressing them in my way
(別に感情を隠してるわけじゃない
これでも表現してるよ)」


福田
「知り合い…!?てゆーか…
(火神がまさか…英語で喋るだとう!?)」


木吉
「で…is it Mr.Himuro?Kagami'sfriend?
(氷室くん…だっけ?火神の友達なのか?)」


氷室
「ああ、日本語で大丈夫
向こうにいたのが長くてまだ慣れてないだけだから」


木吉
「あ、そう?良かった助かるわ」


氷室
「友達とは違うよ
強いて言えば、兄貴かな」


火神
「ああ…」









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