第10章 ストバスと兄弟
後日部活が休みの日、あたし達はストバスの大会の会場へとやってきていた
理由は降旗くんが昨日ストバス行かない?と1年生(つまり同い年)に誘ってきたのだ
あたしは行っても何ともないのだが、まあ原作で一大イベントのため行くべきたと判断した
福田
「おー、けっこうでけーな規模」
火神
「ところで、なんで?」
木吉
「ん?だめか?」
火神
「いや、てゆーか…河原は?」
福田
「風邪だって」
火神
「はぁ?」
名前
『昨日の今日で…弱いよねー』
木吉
「ま、楽しくやろーぜ。つまり代理」
降旗
「はぁ…」
河原くんの代わりに来た木吉先輩に苦笑いする降旗くんを先頭に受付まで歩き出す
横では火神が首にかけているチェーンについてるリングを触りながら、物思いにふけているのが見えた
そして受付をしている時にふと横を見ると漫画越しに見たことある顔が並んでいた
いやまあここで会うと知ってたが…ビビる
春日
「バカそれ字違うじゃん津川~」
火神
「ん?」
春日
「およ?」
誠凛
「正邦ー!?」
正邦
「誠凛ー!!?」
顔を見合わせてそう叫んだ男子合わせて10人
あたしはそっと耳に手を当てて目を瞑った
理由は簡単。うるさいだけだ