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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第49章 愛しています




それから何日か後、誠凛高校の体育館では火神が「ウィース」と言って中に入った

だが先輩達がいない事に気づいた火神が「ってアレ?今日先輩達は…」と探すと福田「バッカ何言ってんだよ火神」と呆れていた



降旗
「木吉先輩の見送り送別会もやったばっかじゃん」


火神
「やべ!それ今日か!」


河原
「ボケすぎだろもー、いくら本人が見送りいいっつったからって」


福田
「それより練習どーすんだ?」


河原
「…え?誰も練習来てないの?」


降旗
「もしかして今日休み…?」


日向
「んなワケあるかダァホー」



急に出てきた日向は河原と福田の頭を殴った。それに彼は「主将っちわすっ見送りは…」と疑問を返し、「終わったからいるに決まってんだろが!今時海外なんて連絡はメールで済むことだし行くのも難しいことはなんもねー、今生の別れじゃあるまいしサクッと見送ってきたわ!」と彼は言った

だが伊月は「1番感傷的になって口数少なかったの日向だけどね」と言って、「だあっとけ伊月!!」と日向を怒らせたようだった



相田
「そんなことよりさっきのは聞き捨てならないわねー練習休みですって?
新人戦終わったら関東大会、I.H予選なんてあっという間よ?いつからそんなヨユーこけるようになったんじゃワレコラガキ共ああん?

そんな心構えじゃ全裸で告白はまぬがれないわよっ」


降旗
「…え?それはもう達成したはずじゃ…」


相田
「したらもちろんリセットでしょ!」


「「え!?」


相田
「新学期入って新入部員来たらまたやるわよ屋上宣言、もちろん目標は前より高く」


「「(それ連覇しかねぇってこと!?)」」


相田
「トーゼン!!他のチームはどこも新体制でとっくに練習開始してるし有望な選手に声かけて補強も進んでるそうよ!のんびりしてたらすぐ差がついちゃうわ!
さあ!!練習始めるわよ!!」


土田
「けど黒子と名前がまだいなくないか?」


せっかく始めようとしたのに2人がいないことに降旗は「さっき部室にいたんで…」と説明し、聞いた日向は「ったく…火神!見てこい!!」とパシッた







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