• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第48章 集合!




黄瀬
「俺も負けてらんないっスね!」


青峰
「させねーよ!」



しかし黄瀬は空中で片手で投げる型のないシュートをし、青峰と赤司からなかなかの好評を得ていた

負けている方のチームである赤司はパスを出し黄瀬をかわしてからまた受け取り、再び黒子にパスを出すと彼はサイクロンパスで赤司に戻し、赤司はレイアップシュートを決めた

今の流れ彼は「やはり、黒子のようなプレーヤーがいると、ゲームメイクが楽しくなるな」と笑っていた


その頃氷室はメモを片手にここら辺一帯の地図の前に立っていた



氷室
「まずいな…さっぱりわからない。もう少しわかりやすい地図は書けないのかタイガ」



そこに高尾がチャリアカーを漕ぎながらやってきて、「あれ、どっかで見たお兄さんだと思ったら陽泉の氷室さんじゃないっすか!」と声をあげた

その声に氷室が振り向いて「あ、君はたしか秀徳の高尾くん…?」と言うと彼は「そうっす」と肯定を示して返事をした


高尾
「てか秋田の人がなんでこんなとこいんすか」


氷室
「見た通り、迷子さ」


高尾
「迷子って!」


氷室
「君こそ、何をやってるんだい?それ」



それとは彼の自転車の後ろについているリアカーの事のようで、「ああ、ちょっとお届け物があったんすよ」と言いながら彼は笑った



高尾
「迷ってんなら案内しましょうか?この辺、土地勘あるんで」


氷室
「助かるよ。なにしろタイガの説明は、ざっくりすぎてね」



彼が見せたメモには井の字に黒い丸のマークをつけただけである感じのおおざっぱな地図が書いており、まあ誰が見てもわからないであろう地図だった

それを見た高尾は「確かに」と笑ってから案内を始めた





/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp