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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第46章 彼女の努力




名前
『で、火神あたしは何を手伝おうか』


火神
「あとはサラダ作って盛り付けすんだけだ」


名前
『あ、はいはい。サラダ作ればいいんですね』



失礼だとは分かっているがとりあえず勝手に冷蔵庫を開けて野菜を取り出して包丁を持ち、まな板を取り出した

まあとりあえず食べれば同じだ見た目なんて男子高校生が気にするかと勝手に決めつけてあまり拘らずに野菜をザックザック切り始めて数十分後、無事にでっかいサラダは完成した



火神
「名前、棚から皿出してくれ」


名前
『どの?』


火神
「あーなんでもいいや」


名前
『はいはい』



そんな何とも言えないやり取りをしていると小金井先輩がこちらをジーッと見つめて「なんか火神と名字ちゃん夫婦みたいだね!」と笑っていた

彼の言葉にあたしと火神は「はあ!?」と声をあげたが隣にいる彼は全力で首を振っていた



火神
「夫婦じゃねぇよ!です!」


名前
『あたしも火神は…お断りします』


火神
「おい!」



ギャーギャー騒いでいる火神をほっておき対面式のキッチンだからと盛り付けした皿をどんどん持って行かせた

なぜ1人暮らしなのにこんなにフォークやら箸が人数分になるほどあるのか聞きたいが、それはまあ都合が良いからだと解釈し取り皿やらなんやらもどんどん持って行かせ、すぐに準備は整った



相田
「それじゃ食べましょっか!じゃあ…日向くん!乾杯の音頭!」


日向
「はぁ!?急に言うなよ!?…ったく、えーと…WC優勝を祝って、乾杯!」


「「かんぱーい!!」」



意外にも普通の言葉だが彼らはそれに文句を言わず、アレックス以外はジュースで乾杯をして一気に飲む者、ある程度飲む者といた



日向
「いや…まさか勝てるなんて…」


伊月
「まだ言うか日向」


木吉
「まあでも気持ちはわかるよ、俺もまだ…信じられないからな」


降旗
「俺赤司の前立ったとき…死ぬかと思った」


福田
「立ってるのがやっとで…コートに立つのって…重圧あるよな…」



そういう彼らは互いにうんうん。と頷いており、思わずそのやりとりに苦笑いを浮かべた

もしかしてさっき、髪を征十郎にやられたのかと聞かれたのもそれが理由なのかもしれない







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