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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第44章 倒そう




氷室
「実渕は虚空を撃つ時通常のシュートより深く沈み込んでいる。そして跳ぶ時、DFの膝が伸びきった時一瞬動きを止める
その一瞬につられたDFは沈んだ分の力が全て逃げてしまい残りは0、そうなってしまえばのう跳べない

だが実渕は深く沈んだ分まだ少し余力が残ってる。その残った力で高効率びフォームを生かしシュートを撃つ…それが虚空の正体だ!」


福井
「けど日向がそれに気づいていたとしても動きを止めずに先に跳べば実渕はシュートを中止できちまう

実渕のように深く沈み込んでもわずかな余力でとばなきゃならねぇ、ブロックは届くのかよ?」


岡村
「ギリギリじゃな。跳ぶ高さが同じならブロックが有利じゃが身長差がある
ただそこまでは理屈じゃ。0じゃあどうしようもないかもしれんが、少しでも余力があるなら想いで人は出せる力は大きく変わる」


森山
「まさか五将を喰うか、日向…!」


笠松
「まあ本人はんなたいそうなこと考えてねーだろ、ただただ全力で勝とうとしてるだけだ」


日向
「五将だろーが洛山だろーが知んねーよ!どれだけお前が強くても、このシュートだけは絶対止めてやる!!」



そう叫んだ日向は「虚空」から免れ実渕のボールを叩き落とし、落ちたボールを伊月が拾い誠凛の反撃が始まった
洛山の戻りが早いものの、日向復帰により黒子のパスの切れ味が戻り始めたため木吉にすぐボールが回った

根武谷の反応は早かった。が、主導権を持っていたのが木吉だったため彼は後出しの権利を使い日向へパスを出した

日向はそのまま3Pを放ち、緑間はそのシュートを「いいループなのだよ。スピンもブレがない」と言って褒めており、綺麗にリングを潜った





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