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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第7章 ピアスと後半と





観客
「うわぁあ、海常カウンター!」


火神
「なっ…
(青峰がファンブル!?)」


桜井
「~!!
(絶対止めなきゃ!!)」



そう思っている桜井と1対1となった黄瀬

彼は一旦走るスピードを緩めたが、すぐに元のスピードへと戻った



桜井
「(なんで…動きだけならまだしも…速さまで青峰サンと変わらない…!?)」


今吉
「(いや…厳密には青峰の方が速い…が、青峰の早さのキモは「緩急(チェンジオブペース)」や

この技術は最高速と最低速の速度差が大きいほど体感速度が上がる

黄瀬くんら最低速を青峰より下げることで、同じ速度を再現しとる…!」)」



黄瀬
「おおお!」


「「ぶちこめ黄瀬ー!!」」


青峰
「ったく(4ファウルは正直俺のドジだった
けど…これは黄瀬が望んだ展開か…?
違うな…チームが勝つための戦略として受け入れてはいても、本心ではこうなってほしくなかったハズだ

とは言えまさか、あんなツラさせるとはよ
しかもなんださつき、その心配そうなツラは。慌てたツラは

どいつもこいつも…勘違いしてんじゃ、ねーよ!!!)」



そう青峰が目を見開いた瞬間に黄瀬がダンクしようとしたボールをカットした

それに会場は驚き、カットしたボールは観客席まで飛んでいった



青峰
「4ファウルぐれぇで腰が引けると思われてたなんて、なめられたもんだぜ

けどなあ、特に気にくわねぇのがテメェだ。黄瀬

いっちょ前に気ィ遣ってんじゃねーよ
そんなヒマあったら死にもの狂いでかかってきやがれ」


黄瀬
「…いっすね。サスガ
あれで終わりだったら拍子抜けもいいとこッス」


今吉
「いやぁ、お互い青峰のこと見くびってたみたいやなぁ。あとで謝らないかんわ~
これでもう駆け引きもクソもないわ

まず間違いなく、最終Qはどつき合いや」



そして終わった第3Q

観客席で名前は勝敗を知っているものの、少しハラハラしていた










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