• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第41章 決勝前の




名前
『…さつきから聞いた話だからあたしもそこまで分かってないんだけど、まず涼太が気づいたら真っ白い空間に立ってて、その空間であたしがあげたっつーか返したっつーか…ピアスが音を発して思い出したんだって

で、緑間が同じような空間でラッキーアイテムを保管してる棚かなんかから…オレンジ色に光るあたしがあげたハンカチ見つけて触れたら思い出したって』


黒子
「…さすが桃井さんですね」


名前
『で、青峰はWC1回戦で負けた日の夜に寝れなくて、気づいたら椅子と机と…本があってその本に帝光の時のことが書かれてて思い出したとか

紫原は試合終了直後にあたしの姿見て気づいたら帝光のバスケの試合見てて思い出したって、この2人からは直接聞いた』


黒子
「…そうですか」


火神
「共通点なさすぎだろ」



その話を聞いた黒子も名前と同じように考え始めたが、火神は頭をワシャワシャとかいてから名前の方を向いた



火神
「忘れてて、悪かったな」


名前
『…うん』


火神
「俺は何が起こってんのかよくわかんねーけど、明日勝てばいいんだろ?」


名前
『分かってよバカガミ』


火神
「ああ?」


名前
『…まー、勝ってくれれば文句はないよ』



そう言ってフッと笑った彼女に火神は中学の頃の彼女を重ね、少し顔を赤くさせてから拳を出してきた
それを見た名前は満円の笑みでコツンッと彼と拳を合わせた

黒子はその様子を優しい笑みを浮かべながら見ていた







/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp