第40章 約束は
その話を思い出していた降旗、福田、河原は唐突な河原からの「なんか俺…怖くなってきたよ…」の言葉に「え?」と聞き返した
河原
「最強の高校洛山高校、3人もいる「無冠の五将」そして「キセキの世代」主将赤司征十郎
勝つのはおろか…まともな勝負にすらならないんじゃないかって…」
降旗
「ばっか!何弱気なこと言うんだって!」
福田
「応援する俺達がやる前から諦めてどーすんだよ!
先輩達ならやってくれる…いや、俺達だってやれることをやるんだ!!」
その言葉で彼らは心の奥底にしまってある本音を吹き飛ばし、明日に向けてとまた歩き始めた
一方火神の家では黒子と名前が帰ろうと玄関で靴を履いていた
黒子
「じゃあ僕も帰ります」
火神
「おう」
そう言ったのに彼は火神の目をジッと見ており、火神は彼に「なんだよ?」と問いかけると彼は「火神くん…僕は今日まだ話していないことがありました」と付けたそうとしていた
火神はそれに「はあ!?まだあんのか!?」とさすがに話の長さに呆れ、驚いていた
黒子
「実は卒業式の日、赤司くんが体育館に行く直前僕は彼と少し話していたんです。何か答えは出たかい?とう問う赤司くんに、僕はまだ何も答えられませんでした
ただ、もう逃げない。とだけ伝えました」
火神
「…なんでさっきみんながいる時話さなかったんだよ?」
黒子
「話そびれたんですが…でも…もういいんです。だってもう答えは出てるだから_」